<都会での子育ての不安>
システムエンジニアの仕事は時間が不規則なため、柳澤さんはさまざまな不安を抱えていました。子どもと過ごす時間が少なくなってしまうことや、待機児童になってしまう可能性があること、実家から家が遠いこと、子育てに関する制度がよくわからないこと、などなど。
そうした不安から、自分の実家が近い長野市に引っ越して伸び伸びとした子育てを望むようになりました。長野に戻ってきてからは、自分と同じ「パパ」という役割を持つ方々とつくったサークル「おっきいて」で、父親としての不安を少しずつ解消しているそうです。
「子育ては一瞬で過ぎてしまうもの。そして心の支えが必要となるもの。」と柳澤さんは話します。