デートプラン アーカイブ

芸術をめぐり、愛の火を灯そう!野外彫刻デートプラン【東京五輪聖火リレールート編】

2021年には東京五輪、そして2022年2月には北京五輪が開幕し、オリンピックイヤーがつづきます。そこで今回は「東京2020オリンピック聖火リレー」の長野市ルートをふたりで辿るプランをご紹介。このデートでつなぐのは、聖火ではなくルート沿いにある野外彫刻。善光寺からスタートし、市役所までの道のりで合計6つの野外彫刻を見つけながらお散歩を楽しみましょう。

START!

SPOT 01 「A・UN」(TOiGO広場)

最初に見つけるのはTOiGO広場の一角にある5作品で構成された組彫刻。作品の端で大きくドンと構えるのは、善光寺の仁王像をモチーフにしているそう。波形の黒御影石は、信州の山並みや千曲川・犀川の流れにも見え、長野市を感じさせる作品です。「どの角度から見るのが好き?」「何に見える?」など、想像を膨らませながら鑑賞を楽しめば、相手の芸術センスも見えてくるかも!?

基本情報

作品名:「A・UN」
設置場所:TOiGO広場
作品情報:速水 史朗/作、第33回(平成17・18年)受賞作品、平成17・18年設置・石

【関連リンク】

徒歩約6分

SPOT 02 「春」(JA長野県ビル アクティーホール)

次は聖火リレールートからちょっと寄り道してJA長野県ビルへ。アクティーホールの入口で迎えてくれるのは、野外彫刻めぐりのイベントでも好評だった「春」という作品。若い女性の裸像に、ふくらみや量感を持たせることで、春になり福寿草やふきのとうが土を押し上げ、顔を出すような勢いを表現。女性の裸像で春を表現するという感覚が、実にユニークで芸術のおもしろさに触れられます。

基本情報

作品名:「春」
設置場所:JA長野県ビル アクティーホール
作品情報:日高 頼子/作、第16回(昭和63年)受賞作品、昭和63年設置・ブロンズ

【関連リンク】

徒歩約8分

SPOT 03 「存在−関係」(長野大通り)

寄り道からルートへ戻り、南千歳町の信号を渡ったら長野大通りを市役所方面へ。歩道を進むと一見シンプルに見える四角い作品を発見。正面からは四角形に見えますが、上から見るとふたつの立方体が寄り添ったような形に。私たちが存在するには「存在する場所と私」や「他者と私」など、共に存在するさまざまなものがあり、そんな「自と他」をテーマに作ったものだそう。デート途中にこの作品を見ると「わたしとあなた」に見える人も多いのでは?

基本情報

作品名:「存在−関係」
設置場所:長野大通り(南千歳)
作品情報:丸山 雅秋/作、第39回(平成24年)受賞作品、平成24年設置・ブロンズ

【関連リンク】

徒歩約2分

SPOT 04 「ランララチンチンオトコノコ」(長野大通り)

次に向かうのは、思わず笑ってしまいそうなタイトルにも注目したい作品。霜柱が土を突き上げるような勢いを表現したというこの作品は、その勢いが男の子にあることから「ランララチンチンオトコノコ」というユニークなタイトルがつけられたのだとか。いつか親子で野外彫刻めぐりのお散歩をする日が来たら、こどもがよろこぶこと間違いなしです。

基本情報

作品名:「ランララチンチンオトコノコ」
設置場所:長野大通り(市役所前駅前)
作品情報:最上 壽之/作、第12回(昭和59年)受賞作品、昭和59年設置・ブロンズ

【関連リンク】

徒歩約4分

SPOT 05 「雲のロンド −マチス讃歌−」(市役所第一庁舎前)

聖火リレールートを辿るデートもいよいよゴールの市役所へ。第一庁舎前にあるのは、5人の乙女が楽しく円舞曲を踊るモニュメント。なぜ5人なのか?というと、ちょうど長野冬季五輪の招致活動が行われていたときの作品で、オリンピックの感動を願って決められたそう。まさに聖火リレーのゴールにピッタリな作品です。冬に見ると、雪の上を楽しく踊っているようにも見え、手に持っているりんごにも長野市らしさがあふれています。

基本情報

作品名:「雲のロンド −マチス讃歌−」
設置場所:市役所第一庁舎前
作品情報:中垣 克久/作、市制90周年記念特別作品(昭和62年)、昭和62年設置・ブロンズ

【関連リンク】

徒歩約1分

SPOT 06 「まわる曲線のリング」(長野市芸術館南側)

第一庁舎のすぐ隣、長野市芸術館南側にあるのは、今回のデートプランのゴール作品。波打つように曲げた2つのリングがゆっくりとまわりながら、さまざまな造形を作り出しています。まるで連れ添うようにまわるリングを見ていると、「2本以上なければ造形美が半減する」と解説されることも納得。2つ並ぶマリッジリングのようにも、人生をともにつれそう夫婦の象徴のようにも見えてきて、デートのゴールに最適な作品です。

基本情報

作品名:「まわる曲線のリング」
設置場所:長野市芸術館南側
作品情報:伊藤 隆道/作、第3回(昭和50年)受賞作品、昭和50年設置・ステンレス

【関連リンク】

ルート紹介

今回のデートで歩いたルートはこちら!善光寺から市役所へ続く赤いルートは、昨年4月に開催された「東京2020オリンピック聖火リレー」の長野市ルート。そのルートを辿りながら、6つの野外彫刻をめぐります。作品名「春」は、聖火リレールートからちょっとだけ寄り道して探してみましょう。

 

COLUMN
<ピコッとリンク>

市内に点在するたくさんの野外彫刻の中には、作品の脇に二次元コードがあるものもあります。この「ピコッとリンク」を読み取ると、彫刻の説明などがチェックできます。市役所第二庁舎前にある「明日へ」という作品にも、ピコッとリンクが設置されているので、読み取ってみましょう。

 

<インスタもチェック>

長野市文化芸術課のインスタグラムでは野外彫刻めぐりの写真を掲載。あわせてぜひチェックを!

長野市の野外彫刻に関する情報はこちら

【関連リンク】

SPOT MAP