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第7回ワークショプ(後半) 人生の先輩に聞いてみました④ 会社員の生き方のカタチ

第7回ワークショップ(後半)

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人生の先輩に聞いてみました④ 会社員の生き方のカタチ

第7回目の後半は、県内の金融機関のシステムエンジニアとして勤務している柳澤一臣さんにインタビューしました。柳澤さんは、首都圏での大学生活の後、横浜のシステム開発会社に勤務していました。第一子誕生後、都会での子育てに不安を感じ、Jターン転職。長野市初となるパパサークル「おっきいて」に参加しています。

<都会での子育ての不安>

 システムエンジニアの仕事は時間が不規則なため、柳澤さんはさまざまな不安を抱えていました。子どもと過ごす時間が少なくなってしまうことや、待機児童になってしまう可能性があること、実家から家が遠いこと、子育てに関する制度がよくわからないこと、などなど。
そうした不安から、自分の実家が近い長野市に引っ越して伸び伸びとした子育てを望むようになりました。長野に戻ってきてからは、自分と同じ「パパ」という役割を持つ方々とつくったサークル「おっきいて」で、父親としての不安を少しずつ解消しているそうです。
「子育ては一瞬で過ぎてしまうもの。そして心の支えが必要となるもの。」と柳澤さんは話します。

<父親としての悩み>

 柳澤さんは、子育てにおいて父親と母親の立場は一緒であり、お互いに助け合わなければいけないと感じているそうです。そこで自分たちだけで何かやってみようと、「おっきいて」では父親たちと子どもたちだけのキャンプを開催しました。
日頃母親に任せきりになっているせいか、「ママがいい」と泣き出してしまう子どももいたそうです。それぞれに父親ならではの課題があり、日々、向き合っているとのことです。

<参加した学生の感想>

  • 子育ては母親中心になりがちで、母親には勝てない部分があると感じました。自分の父も忙しく、一緒にいる時間が少なかったと感じていますが、父の死後、身の回りにあるものは父が残していってくれたものばかりで、今も自分を支えてくれているのだと思うとありがたく感じると同時に、自分自身も柳澤さんのように積極的に子育てに関わる父親になりたいと思いました。(しょうへい)
  • 「おっきいて」という名前も知らなかったパパサークルの活動について知り、もっともっと広まっていけば良いなと思いました。「子育ては夫婦両方主役」そんな柳澤さんの想いが広がってほしいと思いました。(まゆ)

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