<働き方への疑問>
川下さんは、大学を卒業後、建材メーカーに就職しました。7年間勤める中で、自分以外の要因が営業成績を大きく左右するという違和感や、住みたい場所に住めないもどかしさを抱えていたそうです。「もっと自分で何かを作り出すことがしたい」と考えた川下さんは、7年間で貯めた自己資金をもとに長野市に移住し、趣味だったコーヒーを生かせるカフェの経営を始めました。その後、結婚と奥様の出産を経て、経営効率や子育ての面から豆の焙煎・販売に業態を変更したそうです。
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第5回ワークショプ(後半) 人生の先輩に聞いてみました②自営業の生き方のカタチ
第5回ワークショップの後半は、長野市にある珈琲の販売専門店のオーナー川下康太さんにインタビューを行いました。大学卒業後、建材メーカーに就職。7年勤めた後、長野市に移住し、市内で「ヤマとカワ珈琲店」を経営しながら子育てをしています。
<働き方への疑問>
川下さんは、大学を卒業後、建材メーカーに就職しました。7年間勤める中で、自分以外の要因が営業成績を大きく左右するという違和感や、住みたい場所に住めないもどかしさを抱えていたそうです。「もっと自分で何かを作り出すことがしたい」と考えた川下さんは、7年間で貯めた自己資金をもとに長野市に移住し、趣味だったコーヒーを生かせるカフェの経営を始めました。その後、結婚と奥様の出産を経て、経営効率や子育ての面から豆の焙煎・販売に業態を変更したそうです。
<自営業の魅力>
自営業ゆえに時間の使い方を自分なりに設定できると川下さんは話します。例えば保育園の送迎は、大半の家庭がお母さんですが、川下家はお父さんが保育園に向かいます。また、昼食を家に帰ってとることができるため、生活のことや子育てのことを夫婦で話し合う時間が十分に確保できるそうです。「夫婦の考え方がそれぞれ違うのは当たり前のこと。だからこそコミュニケーションを十分にとることが大切だと思います。」という言葉が印象的でした。
<二つの働き方を経験したことで…>
二つの働き方を経験してきた川下さんは、これから就職する私たちに向けて「仕事はあくまで生活の一部。自分のしたい暮らしに沿った働き方を自分で作っていくべき。」とメッセージを送ってくださいました。
働き方を自らコントロールして、子育てや夫婦の時間を意識的に作りながら生活をする川下さんから、暮らし方と働き方のヒントを得ることができました。
<参加した学生の感想>