社会人ライフデザインセミナー「N-カジ」【第3回】を開催しました(2021.1.23)

〇日時

令和3年1月23日(土) 16:00~17:30

 

〇会場

オンライン(参加者のパソコン、スマートフォン、タブレットから参加いただきました。)

 

〇参加者

11人

 

〇内容

講義

テーマ:「仕事×暮らし+α」楽しむ未来の作り方

講 師: 鄭 暁静さん (信州大学学術研究院教育学系助教)

 

 信州大学で家庭科教育、家庭経営分野を中心に教育・研究をしている先生から、統計データを基に、労働時間や家事・育児時間の実態などについて、男女別や国際社会との比較を交えながらワーク・ライフ・バランスの視点からお話をいただきました。参加者の皆さんは、ご自宅などからオンラインで真剣に聞いていました。

講師

セミナーの様子

セミナーの様子

 セミナーの途中では、参加者がブレイクアウトルームに分かれグループワークを行い、参加者同士で意見交換をしました。


意見交換の様子

 先生からは、Withコロナ時代の今だからこそ「全ての人が安心して働き、生活を送るためには、働くこと、生活することの目的と価値を改めて考え直すことが必要である」、「持続可能な社会生活を実現するためには、男女共同参画の実現が不可欠である」といったSDGsの視点も取り入れた考え方を教えていただきました。

 「日本には、三歳児神話という言葉があります。これは、子供が三歳になるまでは、母親と過ごす時間が多いほど子供の発達に良い影響を与えるという考え方です。しかし、これには科学的根拠が全くありません。今まで当り前に言われていることを、時には批判的に考えてみることも必要です。」という先生からのメッセージが印象的でした。
講師

【参加者の声】

  • 自分の将来について具体的なビジョンを描けるようになった。
  • 性別役割分業について改めて意識するきっかけとなった。
  • 参加者同士で話し合うことで、いろいろな考えを知ることができた。