長野市の取り組み

少子化の要因の一つに、若者の未婚化・晩婚化が挙げられることから、長野市では、少子化対策の一環として、結婚、妊娠・出産、子育ての「切れ目ない支援」を行うため、平成26年度から結婚支援事業に取り組んでいます。

長野市が平成26年度に実施した「結婚などに関する市民意識アンケート」では、「今後、結婚したいと思うか」との問いに、「ぜひ結婚したい」という回答が最も多く32.6%でした。「できればしたい(27.8%)」「相手を見つけることができればしたい(21.3%)」とあわせると、約8割の方が結婚したいとの希望を持っているといえます。また、未婚である理由として最も多いのは、「適当な相手にめぐり会わないから」ということでした。
これらのアンケート結果を踏まえ、若い世代の皆さんの結婚の希望がかなうよう、出会いの場の創出支援などにより、結婚を希望する方を応援する取組を行っています。

主な取組

出会いの場の創出支援つなぐ・輝く
結婚を希望する独身の方の「出会いの場」が広がるよう、団体等が行う婚活イベント等の取組に対する支援や、結婚を希望する方を対象とした「結婚セミナー」などを開催しています。
  • 「結婚支援事業補助金制度」を設けています。
  • 「結婚支援セミナー等講師派遣制度」をご利用ください。
  • 「結婚セミナー(魅力アップセミナー ~ステキな出逢いを引き寄せる~)」を開催しています。
結婚を応援する機運の醸成結ぶ・広がる
「地域や職場の世話焼きさん」として、若者の結婚を応援する市民ボランティアふれ愛ながの婚活「夢先案内人」を募集し、登録していただいています。
登録者は、現在484人です(平成30年6月1日現在)。
「夢先案内人」の活動支援などにより、結婚機運の醸成を図ってまいります。
  • 結婚を希望する方を応援するボランティアーふれ愛ながの婚活「夢先案内人」を募集しています。
若者のライフデザイン形成を支援学ぶ・描く
若者の結婚観や生き方が多様化する中で、結婚や子育ての希望をかなえるためには、自分自身の人生設計について早い時期に考える機会を持つことが大切と考えます。家庭を築くために大切なことや妊娠・出産に関する知識など、人生設計の参考になる情報を伝える取組を行っています。

各種データ

年齢別未婚率の推移(長野市)

年齢別未婚率の推移グラフ

30歳から34歳の男性の未婚率をみると、昭和45年に9.8%(約10人に1人)でしたが、平成27年は44.2%(約2人に1人)となっています。
30歳から34歳の女性の未婚率は、昭和45年に7.8%(約13人に1人)でしたが、平成27年は32.1%(約3人に1人)となっています。
昭和45年以降、男女ともに未婚率は上昇傾向にあり、未婚化、晩婚化が進行していることがわかります。

合計特殊出生率(全国・長野県・長野市)と出生数(長野市)

合計特殊出生率 … 一人の女性が平均して何人の子供を産むかを表す指標

合計特殊出生率のグラフ

長野市の合計特殊出生率は、平成17年に「1.35」まで低下しましたが、その後増加傾向に転じ、平成27年には「1.55」まで回復しました。
しかし、現在の人口を維持するためには、概ね「2.07」まで引き上げる必要があるとされており、依然として低い水準にあるといえます。

未婚の理由は何ですか?(長野市)

(出典:H26 結婚などに関する市民意識アンケート)のグラフ

未婚の理由の第1位は、「適当な相手にめぐり会わないから」(33.9%)が約3割と最も多くなっています。次に、「今は、仕事(または学業)に打ち込みたいから」(12.4%)、「経済的に余裕がないから」(11.7%)と続いています
年齢層でみると、20歳から24歳では、「今は、仕事(または学業)に打ち込みたいから」、「結婚するには、まだ若過ぎるから」が2割で回答が多くなっています。一方、他の年齢層では、「適当な相手にめぐり会わないから」という回答が最も多く、年齢層が上がると、回答割合も高くなっています。