結婚の専門家による「婚活コラム ココカラ」~結婚って何だろう?~

第38回 婚活イベントの参加をより良いものにするために

昨年10月から毎月開催された、長野市主催の婚活イベント『ながマリ』ですが、多くの方にご参加いただき全5回が無事に終わりました。

10月は飯綱高原でバーベキュー、11月は松代町で陶芸、12月は善光寺のイルミネーション、1月は結婚式場で水引、2月は中国茶と、長野市内の各地を会場に開催され、毎回参加者同士が楽しく体験をとおして交流出来る企画でした。

20代~40代の独身者が対象で、長野市への移住を希望している県外からの参加者もいました。

 

毎回7組ほどマッチングしていたようですが、その後会っていますか?
イベントの最後には連絡先交換タイムがありましたが、連絡を取り合っていますか?

その後の様子が気になるところですが、結婚に繋がる出会いになることを願っています。

 

 

『ながマリ』に限らず、婚活イベントは女性よりも男性の応募が大変多く抽選になるため、なかなか参加できないという声を聞きます。

『ながマリ』でも「毎回応募してやっと参加できました」という男性もいたように、婚活イベント初参加の方も多いです。

しかし、せっかく参加ができていても、色々な婚活イベントを見ていると気になることがあります。

 

1つは服装への気遣いです。

高原でのバーベキューはトレーナーのようなラフな服装でも良いのですが、会場が結婚式場のような場合はどうでしょうか?
会場に合わせて気を遣った服装で来る参加者が多い中、普段着では目立ってしまうことがあります。

「一緒に歩きたいと思える人が良い」という心理を考慮すると、TPOに無頓着では印象が悪い可能性があります。

服装もよく考える必要性があります。婚活をするにあたり、仕事とプライベートの他に婚活用の服と靴を用意しておくと良いですね。

 

もう1つは、自分の事をあまり話していないことです。

相手の事を知るために質問するのは良いことですが、自分の事を知ってもらおうとはあまり考えていないような気がします。

仕事や趣味や休日の過ごし方など、自分の事を詳しく話している人は少ないです。
それだと、多くの人と話をしている内に、どんな人だったか忘れられてしまいます。

せっかく出会いの機会があっても、印象に残らない会話になってしまっているのは残念です。
これも事前にどんな風に自分の事を話したら良いのかをイメージしておくと良いです。

 

最後にもう1つ、気になったことは、緊張して笑顔や言葉数が少ないと相手に暗い印象を持たれてしまうことです。

自分がどんな風に相手に映っているのかを考えてみて欲しいです。

 

 

出会いの場は多いように見えても、いつでも参加出来る訳ではありません。

ただ参加しているだけでは良い結果に繋がりません。
事前に準備をして、ひとつひとつの出会いを大事にして欲しいと思います。

 

『ながマリ』イベントで素敵な出会いがあった方々からの、幸せな報告をお待ちしています。