令和元年度 親のための婚活セミナー&第1回研修会(2019.6.29)

〇日時
令和元年6月29日(土曜日)13:30~17:00
 
〇会場
長野市役所第二庁舎 10階 講堂・203会議室
 
〇研修内容
第一部(13:30~15:00)
講演:親のための婚活セミナー
  ~子どもの幸せのために親ができること~ 
講師:NPO法人全国地域結婚支援センター 代表 板本 洋子氏
参加者数:97人

 全国各地の自治体、相談所、ボランティアなどの結婚支援のサポートに力を注がれている板本さんから、未婚・晩婚化の社会的背景、独身者の事情、親の出る幕・出れない幕、全国の独身者や親御さんとのエピソードを交えた結婚支援の現場、などのお話をいただきました。
 「子どもを追い詰めることなく、親が子に自分たちの人生物語を語れるような家族関係をつくることも大切なのです」というお言葉に、うなずく参加者の方も数多くいました。

親のための婚活セミナー参加者の様子

親のための婚活セミナーの講師

 

第ニ部(15:10~16:10)
 ふれ愛ながの婚活「夢先案内人」スキルアップ研修会 
 参加者数:19人
 
 4グループに分かれ、「結婚支援に取り組む中で、工夫していること。」「課題に思うこと。」などをテーマに、グループディスカッションを実施。その後、各グループから発表いただきました。

【結婚支援で取り組んでいること】
・少人数でイベントを行っている
・月1回ボランティア同士で情報交換会を開催している
・市のイベントチラシを多くの場で配布している
・イベント開催後、参加者のフォローをしている

【工夫していること、工夫したらどうかという視点】
・高齢者同士のイベント開催
・オリンピック施設や公園等公共施設での婚活イベント開催
・SNSの活用
・企業同士のお見合い、合コンの開催
・イベントの参加対象年齢幅を、例えば50歳代まで広げてはどうか
・マッチングがうまくいかなかった場合の検証も必要
・パートナーを持つことの良さを独身者へ話そうと思う

【課題と思われる点】
・親御さんのみ活動し、本人となかなか会えず、気持ちが分からない場合がある
・相談所の登録者の年齢が上がり、紹介しづらくなっている
・婚活イベント慣れし、参加することで満足している参加者もいる
・若者へのライフデザインの周知が足りない
・大人数のパーティではマッチングは数多くできるが、成婚までは至りづらい
 逆に、少人数の場合は、参加者を集めづらい

スキルアップ研修会の様子

 

【同時開催】
 ふれ愛ながの婚活「夢先案内人」制度説明 ※別室にて
 参加者数:31人
 長野市の少子化の現状・結婚事情、活動内容・ポイント、注意事項等

 

○交流会(16:10~17:00) 
 参加者数:31人
 「夢先案内人」の方々と今回初めてセミナーに参加した独身者の親御さんが、自由に情報交換をされていました。

交流会の様子


【参加者の声】
・講師の方の話が楽しく、かつ説得力があった
・具体的な話が多く、参考になった。親も積極的に学んだ方が良い時代である
・親の自身の結婚のエピソードなどを、子に語れるような関係づくりも大切だと実感した