令和元年度 ふれ愛ながの婚活「夢先案内人」・結婚支援者のためのスキルアップ研修会&座談会(2020.1.21、2.18)
103kgの恋愛・心理カウンセラーとして全国の自治体や企業等で結婚支援や男女共同参画に関する講演活動を行っている羽林由鶴さんをお招きし、全2回の研修会を開催しました。
【第1回】
〇日時
令和2年1月21日(火曜日)10:00~12:00
〇会場
ホテルメトロポリタン長野 12階 ウラノス
〇研修内容
研修テーマ:独身者の本音を引き出す信頼関係の作り方
講師:恋愛・心理カウンセラー 羽林 由鶴氏
参加者:20人
自身の経験をもとに生み出したカウンセリングで、多くの相談者の悩みなどを、優しく、分かりやすく解決している羽林さんから、結婚支援者に向けて「指示・指導ではなく応援し支えることが大切」、「相談者との信頼関係を築いてほしい」、「支援者自身が結婚生活を楽しんでいることを伝えて」などのお話をいただきました。
結婚を希望する方の気持ちに近づくために、婚活イベントを模した席替えやテーマトークなどのワークを行いながら、どのように声を掛けたら良いかの具体的なアドバイスをしてくださる羽林さんのお言葉に、真剣にメモを取る方が多くいました。
〇同時開催
ふれ愛ながの婚活「夢先案内人」制度説明
参加者数:5人
長野市の少子化の現状・結婚事情、活動内容・ポイント、注意事項等について説明を行いました。
【第2回】
〇日時
令和2年2月18日(火曜日)13:30~15:30
〇会場
長野市ふれあい福祉センター 5階 ホール
〇研修内容
研修テーマ:悩み・相談に応える座談会
アドバイザー:恋愛・心理カウンセラー 羽林 由鶴氏
参加者:14人
結婚支援者が日頃感じている悩みなどについて、羽林さんにひとつひとつ丁寧にお応えいただきました。
Q.お見合いでの振る舞いについて、どのようにアドバイスすれば良いか?
A.その場でのアドバイスは本人に恥をかかせてしまうので、事前にお見合いのシミュレーションを一緒にすると良い。支援者は、当日は黒子に徹して。
Q.子どもの結婚について、「パートナーがそこに居るだけで良い」という結婚の良さに自分で気が付いて覚悟を決めなければ話が進まないと思うが、そのことを本人には言えない。
A.言わなくて正解。親ができることとすれば、子どもの面倒を見すぎないこと。そうすれば誰かが面倒を見てくれることになるかも。
・・・ほか
【参加者の声】
- 一方的に話を聞くだけより、自分たちで考える時間がたくさんあり良かった
- 今までの婚活支援のやり方を見直し、先生のお話を実践したい
- 相談者として限界を感じていたので気持ちが楽になった