エリア別おすすめデートコース

可愛い動物たちと昔懐かしい人形に心躍る!初冬の須坂市デートコース

長野市街地から車で30分ほどの場所にある須坂市は、製糸業で栄えた明治・昭和の頃に建てられた蔵が数多く現存する「蔵の町」として知られています。
また、公園や景勝地などの自然、動物園・博物館・美術館といったデートスポットも数多く、デートにピッタリの魅力的な地域です。
今回はそんな須坂市のおすすめスポットをのんびり巡る、散策デートコースをご紹介します!

START!

SPOT 01 臥竜公園

須坂市の臥竜公園は、長野市街地から車で30分ほどの場所にあります。臥竜公園の周辺には複数の駐車場がありますが、おすすめは近くに市立博物館がある「P-1駐車場」。
駐車場から降りると、大きな桜の木がお出迎え!臥竜公園は「さくら名所100選」に選ばれていて、公園全体にある約600本の桜は毎年4月に桜の見頃を迎えます。

また、臥竜公園では2023年11月12日まで「信州須坂大菊花展」を開催中!公園を散策しながら、数百点にもおよぶ色とりどりの美しい菊の花を楽しむことができます。

臥竜公園にある「竜ヶ池」の周りは、ぐるっと一周歩けるように道が整備されています。天気がいい日はゆっくり会話を楽しみながらお散歩デートもおすすめ。どこから見ても竜ヶ池と臥竜公園の美しい景色が広がり、写真撮影にも最高のロケーションです◎

竜ヶ池やその周りには、鯉、カモ、カメ、アオサギなど、様々な生き物がいます。天気が良い日はカモやアオサギが羽根を休め、亀が甲羅干ししている様子が見られることも。カモやカメは驚かさないようにそーっと近づけば逃げないことが多いので、うまくいけば素敵な記念写真が撮れそうです。ふたりの協力プレーで思い出に残る写真をパシャリ!

臥竜公園にある須坂市立博物館では、須坂市に生息する生き物のはく製や標本、須坂市で採れる岩や鉱物、さらに須坂市内で出土した古代の土器が展示されています。
全国でも数点しかない貴重な帯金具や、鉄剣、副葬品などが展示されていて、歴史や考古学に興味があるカップルには特におすすめ!気軽に入れる施設なので、臥竜公園に来たらぜひ立ち寄ってみてください。

基本情報

■臥竜公園
住所:須坂市臥竜2-4-8
駐車場:あり
お問い合わせ:TEL 026-245-1770(臥竜公園管理事務所)

 

■須坂市立博物館
住所:須坂市臥竜2-4-1 臥竜公園内
お問い合わせ:TEL 026-245-0407
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日休館)
    年末年始(12月29日から1月3日)
料金:100円(特別展開催はその都度定める料金)

※ただし以下のお客様は料金無料
・高校生以下または18歳未満の方
・障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をご提示いただいた方と
 介護者の方1名
・須坂市内在住の70歳以上の方
・須坂市動物園の年間パスポートをご提示いただいた方

 

【関連リンク】

隣接

SPOT 02 須坂市動物園

臥竜公園に隣接している須坂市動物園には約50種類の動物(哺乳類・鳥類)が飼育されています。
正面口から入ると、すぐに大きなSL蒸気機関車が展示されており、そのすぐ隣にはニホンツキノワグマやニホンイヌワシ、トビ、シロクジャクたちがいます。人によってはちょっと怖いイメージもあるクマや猛禽類ですが、近くでよく見るとつぶらな瞳で可愛い表情をしています。運が良ければこっちを見つめてくれたり、首を傾げるなどの可愛らしい姿を見せてくれるかも!

須坂市動物園と言えば、筋肉ムキムキでサンドバックに強烈な体当たりをするアカカンガルーの「ハッチ」を思い浮かべる方も多いはず。ハッチは2009年に天国へと旅立ちましたが、園内にはハッチの血を受け継ぐひ孫たちがいます。
現在園内にいるオスは1~3歳で、まだハッチほどの迫力はありませんが、アカカンガルーは6~7歳まで成長を続けるそうなので、数年後にはハッチのような迫力のある姿を見られるかも!その頃に、またふたりで一緒に会いに来てもいいですね。
園内の南には、須坂市動物園名誉園長であるハッチの石像が建てられているので、そちらもぜひ。

アカカンガルーのエリアを抜けると、フンボルトペンギン、カピバラ、ワオキツネザル、アライグマ、チリーフラミンゴたちのいるエリアが見えてきます。
カピバラのエリアでは、2023年11月1日から2024年2月29日まで、平日11:00、土日は11:00と14:00の2回、カピバラが温泉に入るイベントを開催!カピバラ温泉は冬季期間限定イベントなので、タイミングが合えばぜひ見てみてください。気持ちよさそうに温泉に入るカピバラたちを見ていると、ほっこりとした気持ちになれます。

ベンガルトラのエリアには、兄の臥桜(ガオ)と妹の末桜(ミオ)の2頭がいます。唸ったり吠えたり、またこちらをじっと睨む姿は迫力満点!ですが、時にはウトウト居眠りしていたり、大きなあくびをしてネコみたいな可愛いしぐさをしていることも。

ガオとミオは兄妹だけあってそっくりですが、見分けるポイントがいくつかあります。例えば鼻の黒い点々模様が少なく、かぎしっぽになっているのがミオ。どっちがガオでどっちがミオか、ヒントを参考にふたりで推理しながら見てみましょう。
ちなみに、須坂動物園では毎年園の代表動物を決める選挙を行っていますが、2023年度はガオが選ばれたそうです!

長い通路を通って南口ゾーンへ行くと、トカラヤギ、ウマ(ポニー)、ヒツジ、トナカイ、ヤギ、ロバ、ラマ、コールダックたちのいるエリアがあります。活発に動く子たちが多く、元気よく走り回るトナカイや、グルーミングし合うウマたちの様子を楽しむことができます。
さらに、このエリアの動物たちの多くは、実際に触ることもOK!柵の近くに来たら、そっと撫でてみたり、記念撮影を楽しみましょう◎

基本情報

住所:須坂市臥竜2丁目4番8号
お問い合わせ:TEL 026-245-1770
開園時間:9:00~16:45(発券は16:00まで)
休園日:毎週月曜日(月曜が祝日の場合は翌日休園)
    年末(12月29日~12月31日)も休園
    4月は無休
駐車場:あり(臥竜公園内)
料金:一般(高校生以上)200円
   中学生以下70円

※ただし以下のお客様は料金無料
・保護者同伴の未就学児
・障害者手帳等をお持ちの方と、付き添いの方1名
・須坂市在住で70歳以上の方

 

【関連リンク】

車で約5分

SPOT 03 須坂アートパーク

臥竜公園から車で5分ほどの場所にある「須坂アートパーク」は、「小池千枝コレクション 世界の民俗人形博物館」「歴史的建物園」「須坂版画美術館・平塚運一版画美術館」の3施設の総称です。

須坂アートパークは「恋人の聖地」に認定されていて、世界の民俗人形博物館入口には、春分の日と秋分の日の正午頃になると、リングの影がハートに見える素敵なモニュメントがあります。
年に2回、決まった時間にしか見ることのできないその光景はとてもロマンチック。リングの影がハートになったタイミングに合わせてプロポーズ!なんていうのも、素敵ですね。

小池千枝氏より寄贈された世界中の民族人形を展示している「小池千枝コレクション 世界の民俗人形博物館」では、2023年10月7日から2024年1月21日まで「しあわせのリカちゃん展」を開催中!
リカちゃんと言えば、発売以来多くの人に愛されてきた人形です。「しあわせのリカちゃん展」では、1967年発売の初代から現在販売されている4代目までのリカちゃんや、このイベントでしか見られない貴重なリカちゃんなど、様々なリカちゃんを展示しています。

メインエリアでは、豪華なドレスを着たリカちゃんやお仕事の制服を着たリカちゃんなど、可愛いリカちゃんがずらりと勢ぞろい!
小池千枝さんの後輩たちである文化服装学院の生徒がデザイン・製作したオリジナルリカちゃんの展示や、貴重な「七福神リカちゃん」、さらには今回初展示となるウェディングドレスを着た「恋の成就」など、めったに見られない珍しいリカちゃんも多数展示されています。ふたりで一緒に見れば、その名の通り恋の成就を期待できるかも!?

博物館の入り口では、リカちゃん人形の販売も行っています。販売エリアには、ショーケースに入ったひときわ目を引く豪華なリカちゃん人形が!こちらはジュエリーブランドとコラボしたダイヤモンドリカちゃんで、なんと車が買えるほどの驚きのお値段!さらに驚きなのが実際に購入することも可能だそうです。そんな特別なリカちゃんとも出会えるので、販売エリアもぜひチェックを。

世界の民俗人形博物館のあとは、「須坂版画美術館・平塚運一版画美術館」と「歴史的建物園」へ。
須坂版画美術館・平塚運一版画美術館では、平塚運一さんや小林朝治さんの作品を常設展示しています。また2023年11月26日まで、童話画家の初山滋さんの版画も展示しています。
歴史的建物園は、江戸時代の武家屋敷や町民住居であった長屋を復元した施設です。内部の見学もできるようになっていて、昔の人たちの暮らしぶりを体感できます。

基本情報

■小池千枝コレクション 世界の民俗人形博物館
所在地:須坂市野辺1367-1
お問い合わせ:TEL 026-245-2340
開館時間:9:00~17:00(受付は閉館30分前まで)
定休日:水曜日(祝日の場合は営業)
    年末年始(12/29~1/3)・その他臨時休館あり
    ※「三十段飾り 千体のひな祭」開催中は休館日なし
入館料:300円(※幸せのリカちゃん展開催中は500円)
    高校生以下及び18歳未満無料

※ただし以下のお客様は料金無料
・身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と
 付き添いの方1名

 

■須坂版画美術館
所在地:須坂市野辺1386-8
お問い合わせ:TEL 026-248-6633
開館時間:9:00~17:00(受付は閉館30分前まで)
定休日:水曜日(祝日の場合は営業)
    年末年始(12/29~1/3)
    ※「三十段飾り 千体のひな祭」開催中は休館日なし
駐車場:あり
入館料:300円(※特別企画展の場合は入館料を変更することがあります。)

※ただし以下のお客様は料金無料
・高校生以下及び18歳未満の方
・身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と
 付き添いの方1名

 

■歴史的建物園
所在地:須坂市野辺1386-8
お問い合わせ:TEL 026-248-6633(須坂版画美術館)
開館時間:9:00~16:30
定休日:水曜日(祝日の場合は営業)
    年末年始(12/29~1/3)
    ※「三十段飾り 千体のひな祭」開催中は休館日なし
入館料:無料
駐車場:あり

 

【関連リンク】

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