エリア別おすすめデートコース

歴史とロマンチックな星空がデートを演出!冬の長野市デートコース

長野インターチェンジ付近には、武田信玄の命で山本勘助が築城したとされる松代城の城跡や、プラネタリウムと博物館が併設された川中島古戦場史跡公園など、歴史・文化に触れることができるスポットが多数あります。長野市街地からも近く、日の短い冬のデートにもピッタリの地域です。

今回は、そんな松代・川中島古戦場史跡公園で歴史に触れ、プラネタリウムでロマンチックな天体観測を楽しむデートコースをご紹介!

START!

SPOT 01 松代城跡

松代城跡は、長野市街地から車で45分ほどの場所にあります。駐車場から降りて、すぐに見えてくるのが松代城で最も大きい門である「太鼓門」です。太鼓門は松代城の本丸正面にある門で、その名の通り当時は太鼓が備えられていたそうです。登城時刻や緊急時には、ここから太鼓を鳴らして知らせたのだとか。
本来は太鼓門側からも入れますが、現在橋の架け替え工事中で2024年3月まで通行できなくなっているので、ぐるりと回って裏の「北不明門」から入りましょう。

太鼓門の反対側にある門が「北不明門(きたあかずもん)」です。外側にある櫓門(やぐらもん)と、内側にある表門の2棟で構成されています。
きれいに復元された門の建築を見るだけでも楽しいですが、想像を膨らませて当時の人々の気持ちになり、門から城へ攻め込む方法を考えるのも城の楽しみ方の1つ!
歴史・お城好きのカップルなら、それぞれ「攻める側」と「守る側」になったつもりで軍略や戦略について話し合ってみるという、少しマニアックな楽しみ方も!?

北不明門を抜けると、本丸があった場所に出ます。松代城は、武田信玄と上杉謙信が戦った川中島合戦において武田側の拠点として築城されたと言われており、当時は松代城ではなく「海津城(かいづじょう)」と呼ばれていたそうです。
明治の廃城によって建物は壊されてしまいましたが、現在は桜の木が植えられたのんびりお散歩できる場所になっています。松代城は桜の名所としても知られているので、桜が咲く季節に、また訪れてみるのもいいかも◎

北不明門からまっすぐ進むと、工事中で正面からは入れなかった太鼓門があります。北不明門同様、外側にある櫓門(やぐらもん)と、内側にある門の2棟構成になっていて、本丸を厳重に守っていたことがうかがえます。
残念ながら工事のため橋を通ることはできませんが、門を裏側から覗くだけでも色々な想像ができそうですね。

北不明門の近くには、松代城で最も高い櫓の跡「戌亥の櫓(いぬいのやぐら)」があります。下から見上げると高く積み上げられた石垣の迫力に圧倒されます。
当時この場所には二階建ての櫓があり、川中島平を一望できたそうです。戌亥の櫓には階段で上がれるようになっていて、当時と同じ高さで本丸跡や周りの景色を楽しめます。ベンチもあるので、きれいな景色を楽しみながら休憩するのもおすすめ。

基本情報
住所:長野県長野市松代町松代44
お問い合わせ:TEL 026-278-2801(真田宝物館)
開館時間:4月~10月 9:00~17:00(入場16:30まで)
     11月~3月 9:00~16:30(入場16:00まで)
休館日:年末年始12月29日~1月3日(本丸入場はできません)
入館料:無料
駐車場:あり
【関連リンク】

車で約10分

SPOT 02 長野市立博物館

長野市立博物館は、松代城跡の近くにある川中島古戦場史跡公園内にあります。公園の奥に見える建物が長野市立博物館です。天気が良く時間に余裕があれば、公園内をのんびりお散歩してみるのもおすすめ。
川中島古戦場と言えば、武田信玄と上杉謙信の川中島の戦いです。公園内には、戦国時代の有名なワンシーンを再現した「武田信玄と上杉謙信一騎討ちの像」があります。博物館の近くにあるので、ぜひ見ていきましょう。

長野市立博物館は、第一展示室・第二展示室・特別展示室に分かれています。1階の第一展示室では、長野の地質や災害の歴史、石器時代から弥生時代の人々の暮らしに関する資料が展示されています。
長野市立博物館では、人形で再現した2100年前の水耕栽培の様子や、当時の住居を再現した模型などが多数あり、歴史が好きなカップルはもちろん、そうでないカップルでも楽しめるような展示になっています。
館内は一部の展示物を除き、写真撮影可能なので、お気に入りの展示物と一緒にふたりで記念撮影をするのもおすすめ!

2階の第二展示室では、長野の信仰、戦国時代の様子、そして近代に関する資料が展示されています。
善光寺式と呼ばれる「阿弥陀三尊像」、見上げるほど大きな神々しい坐像「大日如来像」、自ら字を書くことが少なかったと言われる「武田信玄の直筆の書状」など、ここでしか見られない貴重な像や資料が多数展示されています。
特に必見なのが、江戸時代に神社の祇園祭に使われていた巨大で豪華な屋台です。屋台は写真撮影ができないので、じっくりと目に焼き付けていきましょう。

1階奥の特別展示室では、「川中島の戦い」にスポットを当てた展示が行われています。
川中島の戦いと言えば、武田信玄と上杉謙信が繰り広げた戦国時代屈指の激戦。ここでは、そんな川中島の戦いの主役である武田信玄と上杉謙信についてや、5回に及ぶ合戦に関する資料や解説を見ることができます。
展示室の奥では、5度の川中島の戦いにおいて最も激戦となった永禄4年の「八幡原(はちまんばら)の戦い」についての映像解説が見られます。8分程度で気軽に見られるので、こちらもぜひ見て行きましょう。

基本情報

住所:長野市小島田町1414(川中島古戦場史跡公園内)
お問い合わせ:TEL 026-284-9011
開館時間: 9:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日:月曜日(祝休日と重なる場合はその翌日)
    祝休日の翌日(土曜日、または日曜日と重なる場合は開館)
    7月の第2週5日間(月~金曜日)館内消毒
    12月29日~1月3日年末年始
駐車場:あり
入館料:一般300円
※障がい者手帳などをご提示いただいた方と介護者の方は入館料が免除
※敬老の日(9月第3月曜日)、秋分の日(9/23)、文化の日(11/3)は入館無料

【関連リンク】

徒歩約2分

SPOT 03 長野市立博物館 プラネタリウム

長野市立博物館の横には、プラネタリウムが併設されています。投影日は土日祝日で、投影時間は1日3回です。投影日や入場時間が決まっているため、見たいプログラムに合わせて訪れましょう。
10月~12月の投影プログラムは「10:00~ キッズスペシャル」「13:00~ 季節の星空案内&江戸時代の星図~中国星座の世界~」、「15:00~ リラックスプラネタリウム」となっています。おすすめは、解説無しで音楽を聴きながら40分間星空を眺める15:00からのデートにピッタリなリラックスプラネタリウムです。

プラネタリウム館内にはたくさんの座席がありますが、星空全体を見たい方はできるだけ奥の座席がおすすめです。時間になると館内が真っ暗になり、プログラムが始まります。座席にもたれ、リラックスして星を楽しむことができる最高の時間。
投影中はほぼ真っ暗なので、外で手を繋ぐのは恥ずかしいというカップルも、ここならそっと手を繋げるかも。

夜空に次々と映し出されていく満天の星空。分かりにくい所はちゃんと図が出るので、星座に詳しくない方でも楽しむことができます。夜明けの映像が出てきたらプログラム終了です。館内が明るくなったら、慌てずゆっくりと席を立ちましょう。
星がきれいに見えそうな日は、このまま夜のドライブデートに向かうのもロマンチックでいいかも◎

プラネタリウムの建物内には、プラネタリウムの仕組みの解説や、貴重なカルバー反射望遠鏡の実物が見られるコーナーもあります。
プラネタリウムでは通常のプログラムのほか、毎月1回プラネタリウムで星空の予習をした後、屋上の望遠鏡で実際に星空観察を行う「夜のプラネタリウムと星空観察」を開催しています。
12月の開催は16日(土)17:30です。ぜひ夜の星空観察デートにも訪れてみてください。

基本情報

住所:長野市小島田町1414(川中島古戦場史跡公園内)
お問い合わせ:TEL 026-284-9011
投影日:土、日、祝日
投影時間:10:00~、13:00~、15:00~の3回投影
※投影時間の20分前から受付開始(先着順・予約不可)
席数:90席
休館日:年末年始(12月29日から1月3日)
​駐車場:あり
入館料:一般250円
※障がい者手帳などをご提示いただいた方と介護者の方は入館料が免除
※敬老の日(9/18)、秋分の日(9/23)、文化の日(11/3)は全ての方が入館無料

【関連リンク】

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