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SPOT 01 小川の庄 縄文おやき村

小川の庄 縄文おやき村までは、長野市街地から車で40～50分ほどです。建物に入ると、そば打ち場と掘りごたつのある食事スペース、売店エリアがあります。
縄文おやき村と言えば「囲炉裏のおやき」をイメージする方も多いと思いますが、縄文おやき村はそばも絶品！お腹に余裕があれば、ぜひおやきと一緒に味わってみてください。
暖かい掘りごたつでおいしいそばを食べながらのんびり会話を楽しむのも、冬ならではの過ごし方◎

そば打ち場の横を通って奥に進むと、おやきを焼いて食べられる囲炉裏スペースがあります。おやきの種類は、今の時期は野沢菜・あずき・うの花の3種類です。うの花は冬季期間限定の具材で、春頃にはまた違った具材が並ぶとのこと。タイミングによってはかなり珍しい具材が並ぶこともあるそうなので、時期を変えてまた訪れてみるのもいいかも。
事前に予約をすれば、自分たちでおやきを作って焼き立てが食べられる「おやき作り体験」をすることも可能！時間に余裕があれば、ぜひ予約して楽しいおやき作りを体験してみましょう。

縄文おやき村のおやきは、具材を包んだ生地を鉄の鍋に置き、まず表面をしっかりと焼き上げます。ある程度焼き上がったら、今度は炭火で中に火が通るまでじっくり、表面も横もしっかりと焼き上げます。
室内は囲炉裏の火で上着がいらないほどぽかぽか。さらに、温かくておいしいお味噌汁やお茶も用意されているのが嬉しいです。おやきが焼き上がるまでの間、温かいお茶やお味噌汁を飲みながら、パチパチと美しく燃える囲炉裏の火や、おいしそうに焼かれていくおやきを見て出来上がりを待ちましょう。落ち着いた雰囲気は自然とふたりの会話を弾ませるかも。

縄文おやき村のおやきは、外側がしっかり焼けていてさっくりとした感触。ですが、決して固くはなく、口に入れるともちもちとした食感とともに生地の香ばしさが広がります。
信州みそで味付けされた野沢菜は、しっかりと味が入っていて食べ応え抜群。あずきは甘すぎない上品な甘さで、最後まで飽きずに食べられます。どのおやきを食べるか迷ったら、ふたりで仲良く半分こするのもおすすめ。
おいしいおやきを堪能したら、帰りに冷凍おやきやふきみそが並ぶ売店でお土産もチェックを◎

SPOT 02 大洞高原

縄文おやき村から、県道36号を使って鬼無里方面へ登っていくと天文台やプラネタリウム、宿泊施設やキャンプ場のある大洞高原が見えてきます。
「パノラマ展望所」と書かれた看板と大きな階段、そして一番上に見える特徴的な形をした天文台が目印です。
冬季は休業している施設がほとんどですが、この季節は空気が澄んでいて北アルプスがとても美しく見えます。展望所は、一番上の天文台の横にあるので階段を登るのが少し大変ですが、手を繋いで足元に気を付けながらゆっくりと登っていきましょう。手を繋ぐのがちょっぴり恥ずかしいカップルも、いいきっかけになるかも。

展望所では、鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳・常念岳・白馬岳・蝶ヶ岳など、北アルプスの名峰がパノラマで一望できます。近くに写真付きの案内板もあるので、山にあまり詳しくないカップルでも大丈夫！一緒に写真と景色を照らし合わせながら「どれがどの山？」と探してみるのも楽しいかも。簡単なようで意外と難しいので、盛り上がるかもしれません。
そしてここは最高の記念撮影スポット。名だたる山々をバックに記念撮影をすれば、デートの最高の思い出になること間違いなし！

天文台の裏には双眼鏡が設置されていて、北アルプスや眼下に広がる景色を拡大して見ることができます。双眼鏡越しに見ると頂上付近で雪が舞っている様子や、さらに細かい地形がはっきりとわかります。天気が良く空気が澄んでいる日であればかなり遠くに槍ヶ岳も見えるそうなので、ぜひ双眼鏡で探してみてください。
真っ白で壮大な北アルプスも素敵ですが、双眼鏡の正面に見える近くの山々の稜線が重なる景色も美しくおすすめです。

photo：小川村 提供

小川村は別名「星のふる里」とも呼ばれ、星が非常に綺麗に見える村です。昼の大洞高原から見える景色も美しいですが、機会があればぜひ星空を見に夜の大洞高原にも訪れてみてください。
冬の大洞高原は空気が澄んでいて、星の光を遮る明かりや建物もないため、非常に綺麗な星空を観測できます。これも冬の小川村でしか体験できない楽しみ方です。
ロマンチックな雰囲気の中、肩を寄せ合って星空を眺めればふたりの距離も急接近しちゃうかも。

photo：小川村 提供

大洞高原は冬以外の季節も楽しいアクティビティが満載でおすすめです。4月～11月にかけてはプラネタリウムや天文台、キャンプやバーベキューなども楽しめます。
夏の星空も冬に負けないくらい綺麗です。今度はテントに泊まりながら星空を楽しむキャンプデートはいかがでしょうか？