デートプラン アーカイブ

街中に隠れた動物を探せ!野外彫刻デートプラン【動物編】

長野市では市内全域を彫刻美術館になぞらえ、広場や公共施設などに「長野市野外彫刻賞」の受賞作品を設置。何気なく通っていた道や公園などの彫刻に注目してみると、隠れた魅力を発見できます。そこで今回は「動物のいる彫刻」をテーマに野外彫刻をめぐる、春のお散歩デートをご紹介。

Start!

SPOT 01 「道標」(南千歳公園)

野外彫刻デートの待ち合わせ場所は、「ぽっぽ公園」の愛称で知られる南千歳公園で!長野市民にとってはお馴染みのスポットで、駅前なのでアクセスも便利。「ぽっぽ公園」と呼ばれるだけあって、ハトが多い場所ですが、この公園を見守るようにいるのも孔雀鳩のアートです。

まるで孔雀鳩がひと休みしているような像は、ほのぼのとした公園の雰囲気とマッチ。題名の「道標」は、目標を定めて飛び立ち、着くとまた新しく目標を定めて飛んでいく鳩の性質が由来だそう。第1回の受賞作品で、昭和48年から設置されているので、公園の守り神のような存在にも見えます。

基本情報

作品名:「道標」
設置場所:南千歳公園
作品情報:柳原 義達/作、第1回(昭和48年)受賞作品、昭和48年設置・ブロンズ

【関連リンク】

徒歩で約1分

SPOT 02 「工事現場」(長野大通り)

南千歳公園で待ち合わせたら、次は徒歩で数分の長野大通りへ。よく見ると大通り沿いには、たくさんの野外彫刻がありますが、それぞれの作品をじっくり見たことがある人は少ないはず。今回はその中でもひときわ印象的なカバ・キリン・ゾウの3体一組の作品へ。

「工事現場」は、動物の有機的なフォルムと無機的な足場の形という異なるフォルムを組み合わせることで、自然の形と人の造形の調和について改めて意識するきっかけになれば…という作者の想いが込められた作品。近くで細かい部分などを見ると、より作品を楽しめます。3体のどれが一番好きか?で相手の好みや性格もなんとなくわかるかも!?

基本情報

作品名:「工事現場」
設置場所:長野大通り(南千歳)
作品情報:村中 保彦/作、第38回(平成23年)受賞作品、平成23年設置・ステンレス

【関連リンク】

徒歩で約8分

SPOT 03 「明日へ」(長野市役所第二庁舎前)

つづいては、「長野市」への想いが込められた少し大きな作品を探しに長野市役所第二庁舎前へ。ここも通ったことは多くても、まじまじと作品を見たことがある人は少ないはず。庁舎の目の前で人一倍、存在感があるので、すぐに見つかるはずです。

高さ4m、幅4.5mのこの作品は、長野市制創立90周年を記念したモニュメント。右の箱形の上で腕を広げる若い乙女の姿は長野市の躍進を象徴しており、まわりに配置された鳩は平和を表わしているそう。箱形の造形は力感があふれ、さらに発展する長野市を感じさせてくれます。

基本情報

作品名:「明日へ」
設置場所:長野市役所第二庁舎前
作品情報:峯田 義郎/作、特別記念作品(昭和62年)、昭和62年設置・ブロンズ

【関連リンク】

徒歩で約30分

SPOT 04 「ANIMAL2008」(城山公園)

動物のいる野外彫刻めぐりのラストは、少し足を延ばして城山公園へ。ここもたくさんの野外彫刻が設置されているエリアですが、中でも特に人気があるのが「ANIMAL2008」です。春は、公園一帯の桜が満開となり賑わうので、お花見デートとあわせて楽しめます。

公園の丘に立つライオンは、まさにインパクト大。力強いたてがみや胴体の一方で、顔や尻尾は愛らしく、緊張と調和が融合されているのが魅力です。見る角度を変えると、表情も変化するので360°から鑑賞を。また彫刻の脇にある二次元コード「ピコッとリンク」を読み取ると、彫刻の素材や説明などがチェックできます。ほかにも長野市内には野外彫刻がたくさん。次はどんなテーマにする?と相談しながら、次回のデート計画を。

基本情報

設置場所:城山公園(清泉女学院高校西)
作品情報:三沢 厚彦/作、第34回(平成19年)受賞作品、平成19年設置・ブロンズ

【関連リンク】

SPOT MAP