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太古のロマンもグルメも味わおう!信州新町デートプラン

昔むかし、ここは海で大きなクジラが泳いでいたとされる信州新町エリア。たくさんの貴重な化石が発掘され、太古のロマンがあふれる場所です。さらに自然豊かで四季折々の自然美とおいしいものもいろいろ!今回は歴史も景観もグルメもたっぷり満喫できる信州新町デートをご紹介。

START!

SPOT 01 道の駅 信州新町

最初に向かうのは長野市内にある3つの道の駅のひとつ「道の駅 信州新町」。直売所エリアへ入ると、地元生産者による旬の野菜や果物、きのこなどの山の幸、特産品を使った加工品などがずらりと並びます。信州新町の名物を知ったり買ったりするには、まずここに行けば間違いなし!

数ある商品の中から最初に注目するのは、やっぱりジンギスカン。さまざまな種類が揃う中でおすすめは、第3週末に入荷し、ここでしか買えないという限定販売の「ラムジンギスカン(700円)」。また、道の駅信州新町オリジナルの鹿肉シリーズも駅長お墨付きの商品。辛党にぜひ食べてもらいたい「鹿肉辛ジンギスカン(850円)」や、温めるだけで食べられる「鹿肉チャーシュー(2,500円)」、解凍して揚げるだけですごく美味い!という「鹿肉唐揚げ(1,080円)」など、新たなジビエのおいしさと出会えます。

次は冷蔵コーナーでユニークなキムチを発見。定番の白菜やカクテキに加えて、野沢菜や長芋、セロリのキムチも!毎週金曜日には、地元の女性加工グループがつくる西山大豆を使ったしょうゆ豆も店頭に並ぶので、ごはんのお供はバッチリです。直売所の中央には天然きのこのコーナーも。7月中旬の夏きのこから、12月上旬のヒラタケ・なめこまで長期間にわたって天然きのこが買えるのも魅力のひとつ。時季によって並ぶきのこが変わるので、季節毎にぜひチェックを。商品ラベルには、食べ方も紹介されているので、ふたりで珍しいきのこ料理を楽しんでみるのも良いかも。

ジンギスカンや西山大豆に加えて、信州新町は小梅の産地でもあります。お酒好きのカップルなら、ぜひ地元の梅をつかった「梅ワイン(1,220円)」や「スパークリング梅ワイン(1,540円)」をお土産に。毎日11:00〜11:30に入荷し、売り切れてしまうことも多いという矢嶋製パンも要チェック。特に人気は、あんこたっぷりの「あんぱん(300円)」ともっちりした「牛乳パン(160円)」。おいしくてどこか懐かしい味わいです。

基本情報

所在地:長野市信州新町水内4619
営業時間:8:30〜18:00(食堂17:00LO)
定休日:元旦(その他不定休あり)
お問い合わせ:TEL 026-262-2228

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同一施設

SPOT 02 そば信(道の駅 信州新町内)

直売所で特産品やお土産を買ったら、次は隣の食堂エリアの手打ちそば「そば信」へ。ここは、かつて信州新町・左右高原の民宿でおばあちゃんが打っていたそば打ちの技術を三代にわたって継承し、郷土の味を伝え続けたいとリーズナブルな価格で提供するそば処です。地元民に愛され、さらに多くのそば通も太鼓判を押す人気店なのは、きっとその想いがおいしさとなって「そば」に込められているから。ぜひ食べておきたい信州新町の名店です。

冷たいそばから温かいそばまで揃う中で一番人気は、海老や野菜の天ぷらが付いてボリューム満点の「天ざるそば(890円)」。おばあちゃんが打ったそばが原点という比較的太めのそばで、そばに負けない強めのつゆも特長。食べ応えも満足度も高いので、ランチに利用するサラリーマンも多く平日も賑わいを見せています。一方、朝も8:30の開店とともに、朝そばを食べにやってくる常連さんも多いのだとか。朝が得意なカップルは、モーニングとして利用すれば、一日をたっぷり楽しめます。

食後には、今年の7月に誕生したばかりという蕎麦屋のスイーツ「蕎麦プリン/蕎麦茶プリン(各220円)」を!このスイーツ、実はかつて左右高原で開催されていたそば祭りで売られていたスイーツをもとに開発した復刻版。蕎麦プリンはミルクたっぷりでもっちり濃厚、蕎麦茶プリンはあっさり風味と対照的な2つなので、2種類を食べ比べてみるのがおすすめです。人気店でかつ信州新町の食文化を味わえる「そば信」。信州新町デートには外せないスポットです。

基本情報

所在地:長野市信州新町水内4619
営業時間:8:30〜18:00(17:00LO)
定休日:元旦・1月2日(その他不定休あり)
お問い合わせ:TEL 026-262-2788

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車で約7分

SPOT 03 信州新町化石博物館

お腹がいっぱいになったら次は信州新町化石博物館へ。駐車場でいきなり迎えてくれるのが実物大という全長32mものディプロドクスの模型。中生代ジュラ紀後期に生息していたとされ、首としっぽが長く世界最長クラス。車を停めて実物大の恐竜を間近で見ると、その大きさに圧倒されます。約1億5000万年前にタイムスリップした気分で、SNS映えしそうな記念写真を。撮影が終わったら、信州新町美術館の入口で入館料を支払って館内へ入りましょう。

この博物館は、信州新町出身の化石コレクター故西沢勇氏のコレクション約6000点が町に寄贈されたことをきっかけに開館した施設。世界各国から集められた化石コレクションは、代表的な三葉虫やアンモナイトから魚類、貝類など実にさまざま。古生代・中生代・新生代と時代ごとに展示がされているので、時代の変化とともにわかりやすく化石を見ることができます。

展示室の中央でひときわ目を引くのが、ジュラ紀の恐竜のアロサウルスがカンプトサウルスを襲っている様子を実物大で再現したレプリカ。肉食恐竜と草食恐竜が格闘する姿は大迫力で、骨格をもとに再現した恐竜の模型と照らし合わせながら見れば、ジュラ紀へ瞬間移動したような気分が味わえます。ちなみに土日の館内はファミリーが多くワイワイとした雰囲気に。静かな空間でのんびり楽しみたいというカップルは、平日や夕方遅めの時間が狙い目です。

化石博物館で忘れずに見ておきたいのが信州新町で発見されたという世界最古のセミクジラ属「シンシュウセミクジラ」の実物の化石。展示されているのはクジラの頭の部分の骨で、そのサイズから推測するとクジラの体長は12〜15m程度と考えられるそう。大昔の信州新町エリアは海で、12m程のクジラが泳いでいたと考えると、驚きです。また中条で発見されたセイウチの絶滅種と現生種と比較した展示なども。キバの長さなど時代とともに変化する骨格をわかりやすく学ぶことができます。

基本情報

所在地:長野市信州新町上条88-3
開館時間:9:00〜16:30(入館は16:00まで)
入館料:大人500円・高校生300円・小中学生200円(毎週土曜は小中学生無料)
※上記入館料は3館共通(信州新町美術館・有島生馬記念館・信州新町化石博物館)
休館日:月曜・祝休日の翌日・年末年始
お問い合わせ:TEL 026-262-3500

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徒歩約3分

SPOT 04 ろうかく湖

ろうかく湖(琅鶴湖)は、有島生馬画伯が名付けた犀川ダム湖で、信州新町らしい観光名所のひとつ。撮影スポットもいくつかありますが、信州新町美術館の隣にも「琅鶴湖」の看板があり、気軽に立ち寄れるのでおすすめです。また、ガラス貼りの大きな窓があり、「景色がいい」と評判の化石博物館内には、ソファーに座ってゆったりろうかく湖を長められるスペースがあり、意外と知らない穴場かも。

信州新町上条の道路沿いから見る「ろうかく湖」は、長野らしさが感じられる景観を選んだ「ながの百景」にも選定された場所です。紅葉の秋から、雪化粧して冬になるなど、春夏秋冬によって表情を変えるため、訪れるたびに景色を楽しめるのも魅力。まるで絵画のような風景をのんびり眺めれば、アート&グルメの町をしっかり満喫できます。

基本情報

所在地:長野市信州新町地区

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COLUMN

ろうかく梅園花まつり

信州新町美術館の対岸に広がる「ろうかく梅園」には、4ヘクタールに約30品種の有名観賞梅と竜峡小梅があわせて800本あまり植えられています。

例年4月上旬には「ろうかく梅園花まつり」が開催され、期間中は園内を開放(入場無料)。梅の花の香りに包まれて、お花見や散策を楽しめるので、春のデートスポットにおすすめです!

基本情報
開催場所:ろうかく梅園(長野市信州新町竹房248-2)
駐車場:あり(無料)
お問い合わせ:TEL026-262-2245(観光協会事務局)

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